睡眠時無呼吸症候群ー検査・治療のご案内
睡眠時無呼吸症候群は、
呼吸器内科へご相談ください
※睡眠時無呼吸症候群は「心臓病」「脳卒中」を起こす危険性があります。
※睡眠時無呼吸症候群は「心臓病」「脳卒中」を起こす危険性があります。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は眠っている間に無呼吸状態を繰り返す病気です。
無呼吸状態が続くと、最悪、死に繋がるのでは?と不安に思われる方もいらっしゃいますが、この病気が直接の死因になることはまずありません。
ただし、睡眠中に無呼吸を繰り返していると、高血圧や動脈硬化となり、心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。
さらに睡眠不足によるストレスが原因で血糖値やコレステロール値が高くなり、糖尿病などの生活習慣病になる可能性が高くなります。
また、重度の睡眠時無呼吸症候群の場合、飲酒しているよりも運転操作ミスによる交通事故が多いというデータもあります。
【参考情報】『Fatigue, alcohol and performance impairment』Nature
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日中に強い眠気に襲われる
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起きた時に頭痛やだるさがある
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夜中に何度もトイレに起きる
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大きないびきをかく
このような自覚症状がある場合、お早目の検査をお勧めします。
従来は専門施設での入院検査が必要でしたが、当院ではご自宅で実施できる簡易・精密検査を取り入れております。
入院の必要がない
世界標準治療「CPAP療法」とは?
睡眠時無呼吸症候群と診断された方に効果的な治療法として、CPAP療法があります。
CPAP療法は睡眠時無呼吸症候群の治療において、世界的に認められた最も症例数の多い治療法です。
専用のマスクを使用して気道に空気を送り込み、寝ている間に気道が塞がらないようにします。
当院ではCPAP器具の貸出と月1回の通院による治療を行っています。
CPAPを使用することでいびきや無呼吸などの症状が改善し、生活習慣病のリスクも健康な人と変わらないくらいに低下します。
また、内臓脂肪が減少するのでメタボリック症候群の改善や眠気の軽減により、自動車事故の防止や記憶力、集中力のアップといった効果も期待できます。
なお、CPAP治療は入院の必要がありません。お仕事でお忙しい方も、安心して治療をお受け頂けます。
ご自身・ご家族のためにもお早めにご相談下さい
睡眠時無呼吸症候群は重症化すると全身疾患につながる恐れがあります。
そのため、早期の発見と治療が大切です。
当院では専門医が大学病院並みの診療を行っています。
完全予約制となっていますので、ご来院の際には前もってお電話(03-6421-8996)でご予約をお願いします。