長引く咳で疑われる疾患について
「ただの風邪だろう」と思っていた咳が、いつまでも治まらず日常生活にまで支障をきたしていませんか?
咳はからだを守るための自然な防御反応ですが、 一般的に2週間以上続く咳は「遷延性咳嗽(せんえんせいがいそう)」、8週間以上続く咳は「慢性咳嗽」と呼ばれ、医療機関での検査と治療が必要です。
こうした咳の原因には、感染後の影響やアレルギー、胃酸の逆流、呼吸器疾患などの可能性があります。
この記事では、長引く咳の原因となる代表的な疾患と、呼吸器内科で行われる検査や治療についてご説明いたします。
1. どれくらいの期間で「長引く咳」と考える?
風邪や急性の感染症が原因の咳は通常、1〜2週間程度で自然に治まることが多いです。
一方で、2週間以上咳が続く場合は「長引く咳」として医学的に注意が必要とされています。
つまり、2週間以上咳が続いている場合は精査の対象となります。これは、日本呼吸器学会のガイドラインに基づいた基準です。
医学的には、咳の持続期間により以下のように分類されます。
・急性咳嗽:3週間未満
・遷延性咳嗽:3週間以上8週間未満
・慢性咳嗽:8週間以上
この分類に基づくと、2週間以上続く咳は「遷延性咳嗽」の初期段階として捉えられます。とくに、8週間以上続く「慢性咳嗽」の場合は、より詳細な検査が必要となることがあります。
【参照文献】日本呼吸器学会『呼吸器の病気』
https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/
2. 長引く咳で疑われる呼吸器疾患
ここからは、長引く咳に関連する代表的な呼吸器疾患についてご説明いたします。
2-1. 喘息
喘息は、気道の慢性的な炎症による疾患で、以下のような特徴があります。
・発作性の咳や喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)
・胸の締め付け感や息苦しさ
・夜間や早朝に症状が悪化することが多い
・運動や冷気、ストレスなどで症状が誘発される
喘息による咳は、とくに夜間に悪化することが多く、睡眠の質を低下させる原因にもなります。
また、季節の変わり目や花粉の時期にも悪化しやすいため注意が必要です。
【参考文献】”Asthma” by Mayo Clinic
https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/asthma/symptoms-causes/syc-20369653
2-2. 咳喘息
咳喘息は、喘息の一種で、主な症状が咳のみである点が特徴です。
・乾いた咳が主症状、痰はあまり出ない
・夜間や早朝に咳が悪化する
・運動や冷気で咳が誘発される
・喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)はあまり聞かれない
咳喘息は、通常の喘息と異なり、呼吸困難感や喘鳴があまり目立たないため、診断が遅れることがあります。
長引く咳の原因として見逃されやすい疾患のひとつです。
【参考文献】”Cough-Variant Asthma” by Cleveland Clinic
https://my.clevelandclinic.org/health/diseases/25200-cough-variant-asthma
2-3. 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
COPDは、主に喫煙が原因で起こる肺の慢性炎症性疾患です。
・慢性的な咳と痰
・息切れ(特に運動時)
・喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという音)
・胸部の圧迫感
慢性閉塞性肺疾患による咳は、とくに朝方に多く痰を伴うことが特徴です。
長年の喫煙歴がある方は、慢性閉塞性肺疾患の可能性を考える必要があるでしょう。
【参考文献】”Chronic obstructive pulmonary disease (COPD)” by World Health Organization
https://www.who.int/news-room/fact-sheets/detail/chronic-obstructive-pulmonary-disease-(copd)#:~:text=Chronic%20obstructive%20pulmonary%20disease%20(COPD)%20is%20a%20common%20lung%20disease,damaged%20or%20clogged%20with%20phlegm.
2-4. マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎はマイコプラズマ菌による感染症で、以下のような特徴があります。
・乾いた咳が主症状(特に夜間に悪化)
・微熱から高熱
・全身倦怠感
・頭痛
マイコプラズマ肺炎による咳は、通常の風邪よりも長引くことが多く、2週間以上続くことがあります。
適切な抗生物質による治療が必要となるため、早期の診断が重要です。
【参考文献】”Mycoplasma Pneumoniae Infections Have Been Increasing” by Centers for Disease Control and Prevention
https://www.cdc.gov/ncird/whats-new/mycoplasma-pneumoniae-infections-have-been-increasing.html#:~:text=M.%20pneumoniae%20is%20a%20type,may%20also%20present%20as%20pneumonia.
2-5. アトピー咳嗽
アトピー咳嗽は、アレルギー体質のある方に起こりやすい慢性的な咳です。
これは、アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎のような「アトピー素因」を持つ方に見られる特徴的な咳です。
・乾いた咳が主症状
・夜間や早朝に悪化
・アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎の既往がある方に多い
・季節性がある場合も
アトピー咳嗽は、咳喘息と似た症状がありますが、気管支拡張薬への反応が乏しいことが特徴です。
アレルギー性疾患の既往がある方で長引く咳がある場合は、アトピー咳嗽を疑う必要があります。
【参考文献】”Atopic cough and fungal allergy” by National Institutes of Health
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4222924/
2-6. 百日咳
百日咳は、百日咳菌(ボルデテラ菌)による急性呼吸器感染症で、その名の通り、咳が約100日間(3ヵ月程度)続くのが特徴です。
・発作性の激しい咳(特に夜間に悪化)
・咳込んだ後の特徴的な吸気性笛声(ヒューという音)
・咳込んだ後の嘔吐
・長期間(数週間から数か月)続く咳
百日咳は、ワクチン接種の普及により減少しましたが、近年では成人による発症が増加しています。
長引く激しい咳が続く場合や、特に感染者の方と接触した可能性がある際には、百日咳の可能性を考慮する必要があります。
【参照文献】東京都健康安全研究センター『百日咳』
https://idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp/diseases/pertussis/
【参考文献】”Whooping cough” by Mayo Clinic
https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/whooping-cough/symptoms-causes/syc-20378973
2-7. 肺結核
肺結核は、結核菌という細菌が肺に感染して起こる感染症で、以下のような症状が見られます。
肺以外にもリンパ節、腸、骨などに感染する場合があります。
・2週間以上続く咳(初期は乾性咳嗽、後に血痰を伴うことも)
・微熱
・寝汗
・体重減少
・全身倦怠感
肺結核による咳は、初期は風邪と間違われやすいですが、適切な治療を受けないと重症化し、周囲への感染リスクも高まります。
長引く咳と体重減少、寝汗などの症状がある場合は、肺結核の可能性を考慮し、早めに医療機関を受診することが重要です。
【参照文献】日本呼吸器学会『呼吸器の病気感染性呼吸器疾患 肺結核』
https://www.jrs.or.jp/file/disease_a07.pdf
【参考文献】”Pulmonary tuberculosis” by MedlinePlus
https://medlineplus.gov/ency/article/000077.htm#:~:text=Pulmonary%20TB%20is%20caused%20by,infection%20is%20called%20primary%20TB.
2-8. 間質性肺炎
間質性肺炎は、肺の間質(肺胞の周りの組織)に炎症や線維化が起こる疾患群です。
・乾いた咳(特に運動時や体を動かした時に悪化)
・息切れ(特に運動時)
・発熱(急性期)
・バチ状指(慢性期)
間質性肺炎の咳は、通常の風邪とは異なり、長期間続くことが特徴です。
また、進行すると呼吸困難が顕著になるため、早期発見・早期治療が重要です。
【参考文献】”Interstitial lung disease” by Mayo Clinic
https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/interstitial-lung-disease/symptoms-causes/syc-20353108
2-9. 肺がん
肺がんは、初期症状として咳が現れることがあります。
・長引く咳(特に喫煙者の方で新たに出現した咳)
・血痰
・胸痛
・息切れ
・体重減少
肺がんによる咳は、初期には風邪や他の呼吸器疾患と区別がつきにくいため、見逃されやすい場合が多く、健康診断で偶然発見されることもあります。
症状が出た時には既に進行している可能性があります。
とくに喫煙歴のある方や50歳以上の方で咳が長引く場合は、肺がんの可能性も考慮して検査を受けることが重要です。
【参考文献】”Lung cancer” by Mayo Clinic
https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/lung-cancer/symptoms-causes/syc-20374620
2-10. コロナ後遺症
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症として、長引く咳が報告されています。
・新型コロナウイルス感染症の感染から回復後も続く咳
・疲労感
・息切れ
・胸痛
・集中力低下
コロナ後遺症による咳は、感染後、数週間から数か月に渡って続くことがあります。
新型コロナウイルス感染症に罹患した方で、回復後も咳が続く場合は、後遺症の可能性を考慮し、医療機関への受診を検討しましょう。
【参考文献】”Long COVID: Lasting effects of COVID-19” by Mayo Clinic
https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/coronavirus/in-depth/coronavirus-long-term-effects/art-20490351#:~:text=Some%20people%20with%20long%20COVID,Heart%20disease.
2-11. その他
ここまでご紹介してきた以外で長引く咳の原因となる呼吸器疾患を、以下にご説明いたします。
誤嚥性肺炎:食べ物や唾液が気管に入ることで起こる肺炎で、高齢者の方に多く見られます。
肺MAC症:非結核性抗酸菌による慢性の肺感染症で、中高年の女性に多く見られます。
気管支拡張症:気管支が異常に拡張する疾患で、慢性的な咳と痰が特徴です。
サルコイドーシス:原因不明の全身性炎症性疾患で、肺病変による咳が見られることがあります。
これらの疾患は、それぞれ特徴的な症状や検査所見があるため、長引く咳がある場合は、呼吸器内科での精密検査が必要です。
3. 長引く咳で疑われる呼吸器以外の疾患
長期間続く咳の原因は、呼吸器以外の疾患が関係している場合もあります。ここからは、代表的な疾患についてご紹介いたしましょう。
3-1. 副鼻腔炎
副鼻腔炎は、副鼻腔(鼻の周りにある空洞)の炎症による疾患です。
・後鼻漏(こうびろう・鼻水が喉に流れ落ちる感覚)に伴う咳
・鼻づまり
・頭痛や顔面痛
・嗅覚低下
副鼻腔炎による咳は、朝方や横になったときに悪化することが多く、のどに痰がからむ感覚を伴います。
長引く咳と鼻症状がある場合は、副鼻腔炎の可能性を考慮する必要があります。
【参考情報】”Sinusitis” by MedlinePlus
https://medlineplus.gov/ency/article/000647.htm#:~:text=Sinusitis%20is%20present%20when%20the,virus%2C%20bacteria%2C%20or%20fungus.
3-2. 胃食道逆流症
胃食道逆流症は、胃酸が食道に逆流することで起こる疾患です。
・就寝時や食後に悪化する咳
・胸やけ
・つかえ感
・喉の違和感
胃食道逆流症による咳は、とくに夜間や食後に悪化することが特徴です。
胃酸の逆流が原因ではありますが、胸やけなどの消化器症状を伴わないこともあるため、診断が難しい場合があります。
長引く咳で、とくに横になったときや食後に悪化する場合は、胃食道逆流症の可能性を考慮する必要があります。
【参考情報】”Gastroesophageal reflux disease (GERD)” by Mayo Clinic
https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/gerd/symptoms-causes/syc-20361940
3-3. 心不全
心不全は心臓のポンプ機能が低下し、からだに必要な血液を十分に送り出せなくなった状態です。
・肺に水分がたまることで起こる咳(とくに夜間)
・とくに動いたときや横になったときに悪化する息切れ
・夜中に息苦しくて目が覚めることもある
・息切れ(とくに労作時)
・下肢のむくみ
・疲労感
・動機
心不全による咳は、夜間や横になったときに悪化することが特徴です。
また、息切れや疲労感を伴うことが多く日常生活が困難になる場合もあります。
高齢者の方や心疾患の既往がある方で長引く咳がある場合は、心不全の可能性を考慮する必要があります。
【参考情報】”What is Heart Failure?” by American Heart Association
https://www.heart.org/en/health-topics/heart-failure/what-is-heart-failure
3-4. 薬の副作用
一部の薬剤、たとえば高血圧治療薬のACE阻害薬は、副作用として咳を引き起こすことがあります。ACE阻害剤の代表的な種類には、最初に開発されたカプトプリル(カプトリル)、広く使用されているエナラプリル(レニベース)、長時間作用型のリシノプリル(ゼストリル)などがあります。
・乾いた咳(特に夜間に悪化)
・薬の服用開始後に出現する咳
・ほかの症状をあまり伴わない咳
ACE阻害薬による咳は、薬の服用を開始してから数週間から数か月後に出現することがあります。
長引く咳があり高血圧の治療を受けている方は、服用している薬剤について医師に相談してみましょう。
3-5. 心因性咳嗽
心因性咳嗽は、心理的要因が関与する咳です。
・ストレスや不安時に悪化する咳
・他の身体症状をあまり伴わない咳
・注目されると悪化する咳
・睡眠中は消失する咳
心因性咳嗽は、ほかの原因が見つからない長引く咳の場合に疑われます。
ストレスや不安との関連が強く、心理的サポートが治療に重要な役割になります。
3-8週以上改善しない長引く咳嗽の原因は咳喘息(気管支喘息)が約6割と最多で、それに食道胃逆流症(GERD)が3割程度(重複あり)と続きます。
その他にも異常陰影を有する疾患(肺癌、肺結核、間質性肺炎など)の鑑別も必要となってきます。
長引く咳に対して多方面からの原因精査を行わずに漫然と対症療法を続けることは大変危険です。
精査に関しては種々のアプローチが必要ですので専門医受診を検討するようにしてください。
【参考情報】”Somatic cough syndrome or psychogenic cough—what is the difference?” by National Institutes of Health
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5394006/
4. 長引く咳に対して呼吸器内科で行う基本的な検査
長引く咳の原因を調べるために、呼吸器内科ではさまざまな種類の検査がおこなわれます。
ここでは、基本的な検査内容についてご紹介いたします。
4-1. 画像検査
以下のような画像検査が行われます。
・胸部X線検査:肺炎、肺結核、肺がんなどの検出に有用です。
・胸部CT検査:より詳細な肺の状態を観察でき、間質性肺炎や小さな肺がんの発見に役立ちます。
これらの画像検査により、肺や気管支の異常、炎症の有無、腫瘍の存在などを確認することができます。
胸部X線検査は、迅速かつ安価に行えるため、初期のスクリーニング検査として広く利用されています。
しかし、小さな病変を見つけるのは苦手です。
一方、胸部CT検査は、高解像度で詳細な画像が得られるため詳細な診断に役立ちます。
4-2. 血液検査
血液検査では以下のような検査が行われます。
・炎症反応(CRP、白血球数):感染症や炎症性疾患の有無を調べます。
・アレルギー検査(IgE、特異的IgE):アレルギー性疾患の可能性を確認します。
・腫瘍マーカー:肺がんなどの悪性腫瘍の可能性を調べます。
・自己抗体検査:自己免疫疾患の可能性を確認します。
これらの血液検査により、感染症、アレルギー、悪性腫瘍、自己免疫疾患など、さまざまな疾患の可能性を探ることができます。
ただし、血液検査の結果だけで確定診断を下すことは難しく、ほかの検査結果と合わせての総合的な判断が必要です。
5. 長引く咳に対して呼吸器内科で行う専門的な検査
長期間の咳には、より専門的で詳しい内容の検査が必要です。
ここからは、呼吸器内科で取り扱う専門の検査についてご紹介しましょう。
5-1. 呼気NO検査
呼気NO(一酸化窒素)検査は、気道の炎症を評価するための非侵襲的(体に負担を与えない)検査です。
・呼気中のNO濃度を測定します。
・喘息などの気道炎症性疾患で高値を示すことが多いです。
・検査は簡単で、息を吹き込むだけで終わります。
この検査はとくに喘息の診断や治療効果の評価に有用です。
NO値が高い場合は、気道に炎症があることを示しているため、喘息や咳喘息の可能性が高いといえます。
5-2. スパイロメトリー
スパイロメトリーは、肺機能を評価する基本的な検査です。
肺活量計と呼ばれる機器を用いて、肺から一度にどれだけ空気を吐き出すことができるか、そしてその速度を測定します。
息を吸い込んでから、出来るだけ勢いよく息を吐き出すことで、気道の狭窄や肺の弾力性の低下など肺の働きを評価できます。
・1回の呼吸で吐き出せる空気の量(肺活量)や速さを測定します。
・1秒間に吐き出せる空気の量と肺活量の割合(1秒率)を測定し、気道の狭窄の程度を調べます。
・息を吐き出す速さ(呼気流量)を調べます。これは、気道の抵抗を反映します。
・喘息やCOPDなどの閉塞性肺疾患の診断に役立ちます。
・気管支拡張薬の効果を確認することもできます。
これらの数値を、年齢、性別、身長などの基準値と比較することで、肺機能が正常範囲内にあるか、あるいはどこかに異常があるのかを判断することができます。
5-3. モストグラフ
モストグラフは、呼吸のしやすさを測るための新しい検査です。
普段通りの呼吸をしているだけで、気道(空気が通る道)がどれくらい狭くなっているか、つまり呼吸がどれくらいしにくいかを調べることができます。
・安静呼吸中の気道抵抗を連続的に測定します。
・喘息や咳喘息などの気道過敏性を評価するのに有用です。
・小さなお子さまや高齢者の方でも簡単に検査できます。
この検査は、通常のスパイロメトリーでは検出しにくい軽度の気道狭窄を発見するのに役立ちます。
特に咳喘息のような、典型的な喘息症状が少ない場合の診断に有用です。
また、お子様や高齢者の方でも使い易いのが利点で、スパイロメトリーでは見つけにくい、ごくわずかな気道の狭窄も発見することが可能です。
6. おわりに
2週間以上続く咳は単なる風邪だけでなく病気のサインかもしれません。
息切れ、胸痛、血痰、体重減少、夜間の咳などがひどい場合は、早めに呼吸器内科をはじめとする医療機関を受診しましょう。
呼吸器の専門医が症状に合った検査を行い原因を特定することで、適切な治療を受けることができます。早期発見・早期治療が大切です。